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インタビュー第17回「Crossfaithマネージャー Rew Kubayashi」

Rew Kubayashi

今や日本を飛び越え、Bring Me The Horizon等とのカップリングツアー、
Warped Tourにも参加、
Loud Park2013にも出演したCrossfaithのマネージャー。

Raw Power Management / Sony Music Artists所属

Crossfaith Official : http://www.crossfaith.jp/

【2014 3 /20 掲載】

 

名実共に世界・日本を代表するメタルコアバンド『Crossfaith』の国内外の活動サポート、マネージメント業務を担当、

先日開催されたメタルサミットVol.5ではゲストスピーカーを務めていただいた

Rew Kubayashi氏よりインタビューを頂きました!

 

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Rewさんの経歴を教えて下さい。

Rew:長崎県の田舎出身です。高校卒業して音楽とは一切関係のない大学に行き、やっぱり音楽だなと思って1年ぐらいで辞めました。
何を思ったのかその当時の心境をハッキリとは覚えてないんですが、
ごくナチュラルな感じでアメリカ行きを決めました。

ただ、学校で勉強する気もなかったからずっと西海岸で遊びながら自分1人で色んなライブに行ったりして英語を遊びながら習得していってましたね。笑 その頃のこと考えると本当に勉強しなきゃ!っていう意識は全然なかったです。

帰国後、色々ありながら音楽業界の中で初めて仕事を得ることが出来ました。
偶然自分がキッズの頃によく聞いてたHi-Standardのマネージャーのもとで働くことが出来て、
国内外のアーティストと仕事をしてライター、通訳、ツアーマネージャー、ローディー、企画制作のような仕事を幅広くやらせて頂いてました。
その時期はmaxillaというヴィジュアルプロダクションの会社に所属して色々なアーティストの映像製作に携わることも出来ました。そんな中、Crossfaithとの出会いがありマネージャー人生を初めていまに至ります。

http://maxilla.jp/

Crossfaithとの馴れ初めを教えて下さい。また、彼等をマネージメントするにあたっての喜び等を教えて下さい。

Rew:自分はAIR JAM世代と呼ばれるバンドたちの音楽しか日本の音楽は聞いてなくて、そこから海外のパンクやハードコアバンドにハマり、それ以降日本のアーティストってだけで変に毛嫌いしてたんですよ。笑 
そんな中、In This Momentというアメリカのメタルバンドが来日した際にCrossfaithが出ていて。そのJapan Tourの数ヶ月前にフライヤーをもらってそこでCrossfaithがサポート出演することを知りました。
とは言え、何も知らない状況でしたので、そこから当時大盛況だったMySpaceを利用してCrossfaithの楽曲を聞いて衝撃を受けました。なんで、これはライブを見ておかないと!と自然に思って気づいたら最前列で見てましたね。笑 

そこから何回かライブハウスやフェスなどに足を運んでるうちに交友関係が出来ていき、2010年に遂にマネージャーになることが出来ました。
彼らをマネジメントする、というのは僕にとって初めてのアーティストマネジメントで、ただスタート地点から自分自身の想うCrossfaith像というものと彼ら自身が想うバンド像というのが合致しているので日々が楽しいですよ。笑

Crossfaithの活動のキーポイントを教えて下さい。

Rew:キーポイントっていうのはそんなにないんですが、マネジメントする上での考え方だけですかね。
国外の世界中のアーティストが日本に来日して“外タレ”と持て囃されるのに、何故日本のアーティストはもっと外に目を向けないのか?というスタンスで仕事をしています。

同じアーティストですし、1億3,000万人にCrossfaithの音楽を届けるより60億人に届けたい。まあ、60億人全員は難しいとは思いますが、国境も言語も関係なしに音楽で交流出来る文化が世界中にあるので、そこには間違いはないかなと。

インターネットや色々環境や技術が発展していくこの時代だからこそ、島国にとどまってる場合じゃないと、そう思ってアーティストと共に目標高く持ち日々ベストを尽くすことだけですね。

Raw Power Managementとしての仕事内容、及びこちらへの加入の経緯を教えて下さい。

Rew:Crossfaithのマネジメントとして彼らと関わったキッカケになったのがFuneral For A FriendのJapan Tourです。それを機に当時のドラマーであったRyan Richardsがバンド人生に幕を閉じ、マネジメントへと移行したんですよ。その時に突然連絡があり、一緒にマネジメントをしようという話を頂きました。

その後、社長を含めBring Me The HorizonやBullet For My Valentineのマネージャー達と2012年の4月にCrossfaithが初めてアジア圏外での海外ツアーとしてイギリスでのツアーを行った時にLondonにてようやく会うことが出来ました。
当然メールや電話ベースでのやり取りは既にしていたので特に改めまして、という感じじゃなかったんですがやっぱりイギリス人の大好きなビールでも一緒に呑みながらラフな雰囲気で色々と仕事から趣味、プライベートの話までしているとその流れでアジア圏でのRaw Power Managementの管轄をお願いされました。当時22歳になりたてでしたし、新卒の気分で新しい仕事として取り組めましたよ。笑

今は、所属アーティスト全てのアジア圏でのリリースやツアーなどの仕込みだとかMusic Videoやアートワークなどといった部分でも国境問わず仕事出来るのでLondonとLos Angelesにあるオフィスの皆と日々やり取りして各プロジェクトを進めてるっていう具合です。

今まで出会った中で、素晴らしいと感じた人・及びライブについて教えて下さい。

Rew:素晴らしいと感じた人は音楽業界では当然いますけど、そんな話をここでしても誰も面白いと思わないでしょうし、ライブのことだけに絞らせてもらいます。笑

ライブに関しては、今でも脳裏に焼き付いているのは2011年のFuji Rock Festivalで観たIncubusですね。
Incubusがどうしても観たいが為に前々日になって行くことを決意して急遽レンタカーを抑えて乗り込んだんですけど例年通りの悪天候で。苦笑
そんな中、G. LoveやAsian Dub Foundationなどを観て楽しんでたんですが、Incubusが始まるホントに直前にそれまで降ってた雨がピタリと止んだんですよ。
そして間髪入れず彼らのパフォーマンスが始まり空を見上げると星空が出てて。ロケーションやシチュエーションも最高な上にライブパフォーマンスも文句のつけようがないってくらい極上でまるでDVDを観てるかのような感覚でした。

これを読んでくれてる方々はIncubus?、そんなのメタルじゃねーよ。って方が多いと思いますが昔のOzzfestなんかにも出てるので勘弁してやって下さい。笑

でも2013年にAustraliaのフェス'Soundwave'で観たA Perfect Circle, Metallicaも最高でした。やっぱり海外で観るとオーディエンスが歌詞もほぼほぼ把握しててシンガロングするんですよ、その上会場がアリーナとかスタジアムだったので反響も凄くて日本じゃ味わえない雰囲気感でした。

国内外問わず、今注目すべきアーティスト及びSNS等のサービスを教えて下さい。

Rew:アーティストに関しては個人の好みがあると思いますが、自分自身の中ではやはりBring Me The Horizon, Architects, Miss May I, Of Mice & Men, letlive., Touché Amoréとかですかね。自分とあまり変わらないあくまで20代のメンバーが中心となってるので影響を受けたバンドが自分の中学、高校の時に聞いてたアーティストと被ってるっていうところを考えると、それがあった上でどう昇華してそのアーティストなりのオリジナリティを出してくるかっていうことにすごく興味があります。

SNSに関しては自分でも次に何が流行るのかまだわかんないですね。Facebook, Twitter, Instagramなどといった有名どこがちゃんと安定してきているので、それを打ち壊すものが出てくれば面白いですが。
音楽系のストリーミングサービスの方がこの先にどうなるか楽しみでしょうがないです。無料で聴けるのが当たり前の時代の中で、それをどうマネタイズし尚かつSNSとの連動を測るか。まあ、ここであーだこーだ言ってもしょうがないので皆さん是非自分の目・耳で学んでみて下さい。ジェイ・コウガミさんというブロガーの方が書かれているAll Digital Musicというウェブサイトなど見ると分かりやすいかと思いますよ。

http://jaykogami.com/

現在のメタル・ポストハードコアシーンの今後の動向について教えて下さい。

Rew:正直なところメタルもポストハードコアシーンもどちらも伸び悩んでますよね。正統派と呼ばれるようなバンドも出てきてもクオリティがパイオニアにあたるアーティスト達に到底追いつけないようなレベルですし。

ここ数年、何かと何かのジャンルを掛け合わせて新しさを見いだしてくる風潮があったかと思いますが、それももう陰りというか限界が来てるかと思います。
海外のバンドを見てて良く思うのが、音源というかプロダクションは抜群にいいんですけどライブになった途端に幻滅するっていう。苦笑
日本のバンドは逆に海外のバンドと真逆のことが起きてる気がします。

とにかくこれからもライブと楽曲というシンプルな2つがちゃんと出来てて人に感動を与えれるようなバンドが生き残って行くのだろうなと思います。

Crossfaithの10年後の目標を教えて下さい。 

Rew:ここでは書けないです。笑
有言実行が好きなタイプではありますが、色々考えた末ここでは書かないようにしようと思いました。

ただ、明確な目標は1週間後、1ヶ月後、半年後、1年後、3年後、5年後、7年後・・・といった具合で既に考えているのであとはそれに向けて突き進むのみです。

とりあえずは、日本のアーティストがここまでいけるのか!って皆に思ってもらえるような度肝を抜きますよ。楽しみにCrossfaithの活動を応援して頂ければと思います。

マネージメント、及び音楽業界で仕事をするにあたり、必要なスキルを教えて下さい。

Rew:スキルは特にないんじゃないでしょうか。自分も数年前まではマネジメントのマの字すら理解していませんでしたし、今でもドラッガーの書籍からマネジメントを学ぼうと思ってもほぼほぼ自分の仕事とは結びつかないことが多いですし。

個人的には”音楽業界で何がしたいのか”ということを真剣に考えるスキルさえあればあとは何とかなるんじゃないかと。
ちゃんと自分と向き合って何を音楽を通してやりたいのか、そしてそれに本当に情熱を持ってやれるのか、それさえ出来れば数年後には自分も想像もしてなかったような環境で楽しく仕事出来てると思います。

最後に若い人へのメッセージをお願いします。

Rew:泣いても笑っても人生は一度きりです。自分の命が絶える瞬間に、自分で”自分は人生を心から楽しんだ”と思えるように頑張って下さい。
努力すれば人間大抵のことは出来ると思いますので。どこかでお会い出来ることを楽しみにしています。

Interview by Masaki Miyakubo

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